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2007年10月10日

Thurston Moore / Trees Outside the Academy

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現代のロック・ミュージックやギター実験主義に関する議論をする時、Thurston Mooreの存在が彼のアイデンティティを通して、評論家や音楽家、プレイヤーに与える影響は大きいでしょう。私ももちろんその内の1人ですが…。Sonic Youthの前作 " Rather Ripped " は間違いなく彼らの傑作のひとつでした。NYC三部作からの流れを受けつつも、洗練された素晴しいポップ・アルバムに仕上がっているのですが、その純粋なポップさや洗練された音を批判する人も少なくなかったようですね。
久しぶりのソロアルバム "Trees Outside the Academy" は歌とアコースティック・ギターを主成分としている点で、過去のThurstonやSonic Youthの音構成とはやや違いが見られます。アルバム全編で聞けるバイオリンや、J Mascisの仕事と思われるNoise Guitarはあくまで附属物。エレガントなメロディとアコースティック・ギターのカッティング。タイミングのズレが心地よいリズム・トラック。" Rather Ripped " の名曲 "Turquoise Boy" あたりでも聞くことのできる純粋で美しい曲 "Never Light" の後にノイズ・シャワーを浴びさせるあたりは鳥肌ものですね。この微妙なバランスは狙ってできるものではないでしょう。素でやっていることに驚きです。そしてとても楽しいアルバムです。

Thurston Moore / Frozen Gtr

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